他の言語でいう「配列」に相当
リスト:[要素1,要素2,・・・]:先頭から順に、0, 1, ・・・とインデックスされる
タプル:(要素1,要素2,・・・):要素の変更、追加、削除、並べ替えなどできない
辞書:{キー1:要素1,キー2:要素2,・・・}:キーと値との対の集合
1.リスト
1.1 インデックスによる指定
list = [A, B, C, ・・・Z](要素数=26個)のとき、
インデックスは 0~25 さらに -26~-1 も使える。
1.2 リストの編集
リストの長さの取得、要素の値の変更、リストの結合(要素の追加)、要素の削除など、演算式や関数を使って行うことができる。
リストの初期化
1.3 多次元のリスト
リストの要素はリストでもよい。多次元配列を作れる。
多次元配列の初期化
1.4 要素の有無を検査
検査値 in/ not in リスト:リストの要素の中に検査値の要素があるかどうかを調べる。
1.5 forループ
for 各要素を入力する変数 in range(リスト):リストを構成する各要素について、同じ処理を繰り返すようなプログラムに使える。
1.6 メソッド
リスト型オブジェクトを扱うことができるメソッド
2.タプル
リストとほぼ同じだが、値の変更や要素の編集はできない。
[ ・・・ ] に代えて、丸括弧 ( ・・・ ) で記述
list(タプル):タプルをリストに変換
tuple(リスト):リストをタプルに変換
3.辞書
辞書: 各要素についてキーと値を組にして登録する形式のデータ
辞書={キー1:値1, キー2:値2, キー3:値3, ・・・・・・}
keys()メソッド:辞書からキーを取り出す
values()メソッド:辞書から値を取り出す
items()メソッド:辞書からキーと値の組を取り出す。出力はタプル (キー, 値)
in / not in :キーや値が辞書に存在するかどうかの判定
get()メソッド:キーを指定して値を出力。第2引数は指定したキーが存在しないときに出力する値・・・指定したキーが存在していなくてもエラーにならない点がメリット
辞書に要素を追加する
辞書 [追加するキー] = 追加する値
・・・「追加するキー」が辞書になければ「追加する値」追加されるが、
・・・もともとあった「追加するキー」の値が「追加する値」に上書きされる
setdefault()メソッド:第1引数で指定したキーがないとき、第2引数の値を追加
・・・・・・・・・・第1指定したキーがあればその値を出力、第2引数は無視
その他
- 辞書の中にリストや辞書を含んでもよい
- pprintモジュールをインポートすると、きれいに表示できる